■EMについて
EM1とEMWは何が違うのですか
効果はほぼ同じ
EM1とEMWの中に入っている微生物相には違いがなく効果もほぼ同じです。異なる点は、微生物を育てるエサです。EM1は糖蜜を原料としているために黒っぽい色になります。EMWは柑橘系の糖分を使用していますので、黄色く酸っぱい臭いが強くなっています。EMWは色つきもなくニオイがさわやかなので家庭内のそうじに活用できます。
EM3はどのように使用すればよいですか?
EM1と併用すると効果倍増
EM3は光合成細菌を主体とした培養液です。農業分野では増収や品質向上に効果があると言われます。また、環境浄化においても汚泥分解の促進や臭気の軽減などにも効果的と言われます。光合成細菌はEM1中の発酵系の微生物と共存するとより効果を発揮しますので、EM1と併用することを前提としています。
■EMボカシ
良いEMボカシのつくり方は?
水分量は腕の高さから落としても崩れない程度
水に浸けても腐敗しない良いEMボカシをつくるには、3つのポイントがあります。①水分が40%程度あること、②活性したEMを使用すること、③密閉条件で長く熟成することです。水分量の目安は、握った塊が腕の高さから落としても崩れない程度の状態のものです。
※②とはEM、糖蜜を水で10倍に薄め3日おいた液のこと
良いEMボカシの見分け方は?
酸とアルコールが混ざったニオイ
良いEMボカシは容器のフタを開けたとき、酸とアルコールが混ざった高級ウイスキー(青リンゴのニオイ)の香りがします。また、EMボカシと水を1:5で混ぜ合わせ上澄みのpHを計ります(米ヌカ主体のEMボカシはpH4.5程度)。その希釈液を放置しておいて、1週間経っても腐敗臭がしないものは、発酵も良く熟成も進んでいる証拠です。
生ごみ処理のポイントは?
Ⅰ型は生ごみ処理用、Ⅱ型は肥料用、使い分けはキッチリと
ポイントは3つ。①水分を良く切ること、②良いEMボカシを使用すること、③生ごみが空気にできるだけ触れないようにすることです。生ごみ処理をするのにEMボカシⅡ型(米ヌカ以外に油粕や魚カスを入れて肥料成分を多くしたもの)を使用している方がありますが、Ⅱ型は肥料用ですので生ごみ処理にはⅠ型を使用しましょう。Ⅱ型には窒素が多く入っていますので、分解するとアンモニアを生成しやすく、生ごみも臭くなる可能性が高くなります。
■EM活性液
良いEM活性液とは?
pHは3.5。つくったら早めに使おう
EM活性液はいろいろな場面で使用されていますので、その使用用途にあったつくり方をする必要があります。河川に流す場合などは、できるだけ河川の負荷にならないように少ないエサで菌を活性化させたものをつくる必要があると思います。臭気対策で畜舎などに使用する場合はEMの生成物を多くするために、多くのエサ(糖蜜)を入れて活性液をつくることが効果的です。いずれの場合でも、良い発酵をさせpHが3.5以下に低下し、ニオイが良いものが効果です。また、EM活性液は活性している間に使用して初めて意味があります。少なくとも1か月以内に使用してください。
米のとぎ汁EM発酵液でどうして河川がキレイになるのですか?
EM効果で川の生態系が充実する
米のとぎ汁EM発酵液やEM活性液は、河川の様々な微生物を活性化させることができます。さらに微生物が活性化することによってプランクトンが増え、小エビなどの小動物が徐々に増えていきます。このように河川の生態系が充実することで汚泥などになっていた有機物が、生態系に取り込まれエネルギーとして消費されるために河川がキレイになると考えています。
■EM団子
EM団子って何ですか?
流れのあるところではEM団子の使用が効果大
EM団子は土とEMボカシを混ぜ合わせ、その土の中にEMを十分に増殖させたものです。河川や池などEMの定着が難しいところに投入して、定着させながら周囲の有機物を分解させるのに有効です。
■有機無農薬栽培
私はEM生ごみ発酵肥料を使って、家庭菜園をしていますが、
どうしても病害虫がでてしまいます。無農薬にできないのでしょうか?
しっかり熟成させた生ごみ発酵肥料を使用
EM生ごみ発酵肥料は土づくりや肥料として優良な資材ですが、発酵のさせ方や畑への投入の仕方によって作物に悪影響がでる場合があります。根の周囲で生ごみが腐敗したりすると病害虫を発生させたり、成育を抑制したりします。生ごみを入れたら十分に分解が進むまで時間をかけるか、直接根に触れない所に埋めると良いでしょう。また、腐敗を防止するためにEM活性液の希釈液を定期的に散布することも有効です。
コンポストや落ち葉でEM堆肥をつくることはできますか?
白い菌糸の糸状菌が使用の目安
気性でも好気性でも働くのがEMです。コンポストや落ち葉の上からEMを散布すると早く分解が進むませることができます。コンポストや落ち葉の山にEM活性液を散布してそのまま置き、糸状菌が増殖し白い菌糸がはったところから畑に使用して行くと良いでしょう。
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