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炭の多様性の応用3

前号は無煙炭化器で焼いた炭に、海水培養のEM活性液を処理したものと、生ゴミ(EM発酵)とを等量に混和して作成する炭の有機肥料(炭有機)化について説明しました。不耕起栽培では、その炭有機を根元に直接触れないように置肥にすれば、次の日には姿が変わるぐらい反応が早く、その効果は明瞭です。

コマツナ等の軟弱野菜を栽培する場合は、炭有機を帯状に敷いて、その両脇に播種します。あらかじめ、炭有機を施用するラインを決めれば、その後の炭有機も同じライン上に施用します。

野菜も収穫が終わると、直ぐに次の野菜の種を播き、炭有機を入れて畑を休まさないように連続的に活用します。雑草や落葉等は、炭有機の上に敷いて、EM活性液を潅水の度に100〜200倍で施用します。

この方法は、雑草も次第に少なくなり、土壌は膨軟になり、ミミズ等も増え、EMを中心とした多様な微生物相のジャングルとなります。続けているうちに、何でも良く出来る土に変わり、最後は表面に有機物の残渣を敷くだけで作物は良く育つようになります。

果菜類の場合は、根のまわりに炭有機を敷きつめるように施用しますが、次の作物は、その株の跡にそのまま植付けて、炭有機を追加施用します。結界を作り、パイこね変換の原理を使って、量子重ね効果が出るような管理を続けると(第126回「 EMの量子重ね効果的活用法」参照)、誰でも限界突破的な作物を作ることができます。

放任して雑草だらけになった場合も、雑草全体に塩が軽くかかるように振り撒いて、雑草が完全に枯れるまで、2〜3回繰り返します。その後、十分に潅水を行い、EM活性液を水で100〜200倍に薄めて施用し続ければ、たちまちにしてスーパー菜園に早変わりです。


熊本県天草の杉本さんには、いつもEMの成果報告をいただいて感謝しています。今回は、梅についての素晴らしい情報をお寄せいただきましたので紹介します。


比嘉照夫先生
令和元年5月10日

水俣の件について、返事を下さってありがとうございました。
・おたふく豆の収穫が終わり、昨日、種のみ残して片付けました。
・今年は、1つのさやの中の数が3〜4粒の割合が多かったので、昨年までの倍以上の収穫があった感じで、子供たちや友人にずいぶんおすそわけして、喜んでもらえました(今まで2〜3粒でした)。
・小梅を植えて1本に1kgくらいしかならなかったので、沖縄研修でご縁を頂いた方に剪定の仕方を教えて頂き、モミガラくん炭と塩少々と海水EM培養液を使うことで、H30年に1本で7Kgの収量がありびっくり喜んでいたのですが、今年H31年には、1本で15Kgという収量でした。
咲いた花が全部実になったという感じがする実のつき方で、小枝を手のひらを敷いてしごき落とすというちぎり方です。
木の高さは1.5mくらい、私が立って肩の高さの枝をちぎることのできる大きさで、1坪くらいの面積に1本植えています。ありがとうございました。

杉本烈子








(2019年6月12日)



PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。

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