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EM技術による自然災害対策

日本の真髄昨年8月、EM研究機構の25周年を記念して、「日本の真髄 量子力学から見た天壌無窮(てんじょうむきゅう)の真実」という本を文芸アカデミーから出版しました。

この本のねらいは、歴史的に見て、これからの未来において日本が果たすべき役割の必然性の背景を述べたもので、改めて天皇制の真実を国民の教養にすべきであるという内容です。

GHQの指令の下に、朝日新聞を筆頭とするマスコミ界や東京大学法学部の米国追従の結果、日本には、日本の歴史の真髄を知らされず、利己的で愛国心の欠如した「偽日本人」が満ちあふれるようになり、無節操な国になり始めていることに対する警告でもあります。

「天壌無窮」という言葉は、教育勅語にも出て来る日本の根幹ですが、今や死語に近く、歴史学者の大半も、その本当の意味を理解してないといえます。天照大御神は、天孫降臨の際、日本という場所は「天と地(壌)が極まることがない楽土」であり、その国を人々とともに永久に繁栄が続くよう統治するようにという神勅を出し、その主旨に沿って日本国はスタートしたのです。

とは言え、歴史的に見ると、日本という国は災害列島であり、「天壌無窮」でない事実が延々と続いています。この現実を量子力学的に見ると、「天壌無窮」にするための方法論が確立されていないためということになります。

様々な試行錯誤や偶然が重なり、2013年11月13日以来、沖縄本島を中心とする琉球列島全域に、高さ55Km、南北354Km(現在は南側は534Km)の巨大なEMグラビトン結界が形成され、様々な奇蹟がじわじわと積みあがっています。(参考記事:第113回『決定的となったEMの整流による台風対策』

以来、本書に書いてある通り、沖縄の気象災害は激減し、台風のコースも変わり、台風が直撃しても被害は極端に少なく、雷もほとんどの住民が意識しないくらい静かになっています。

集中豪雨が重なっても、土砂崩れ等々の被害は軽く、PM2.5や排気ガスの害はほとんどなく、かつてのひどい塩害も消え、建物や車も年々きれいになっています。そのため、農業や観光は右肩上がりで、統計的にもあらゆる面で顕著な効果が認められています。

この成果は、いずれ、日本中、世界中に広げるつもりですが、基本的には前回で述べたように、「最も重要なことは、空間(場)のエネルギーが散乱しないように、EMグラビトロン炭EM整流ブロックを作り整流し(空間のエネルギーを)、パイこね変換的にエネルギーを高める必要があります。」を参考にし、室内や屋敷や農地や車や身の回りに結界を設置すれば、災害を最小限に抑えることが出来ます。その数や面積が増えれば、日本全体を結果的に沖縄のように楽土化する仕組みにすることも出来ます。

これまでに、EMグラビトロンシール(整流シール)を活用した様々な結界の作り方を紹介しましたが、現今で最も簡略で効果的な方法は、岩手コンポストEM研究機構の共同で製造しているEMグラビトロン炭を使う方法です。波動も極めて高く、再現性もあり、設置する人の力量による差も最小限となります。様々な事故対策や気象災害の軽減にこの技術を使うと、限りなく天壌無窮に近づけるようになります。

そこで、新たなEM整流ブロックの作り方をご紹介します。容量でEMグラビトロン炭2、セメント1、海水EM活性液を1.5になるように丁寧に混和し、30〜500tの紙コップまたはプラスチック容器に入れ、1週間くらい乾燥させます。出来上がった整流ブロックに、EM・X GOLDの原液を軽くスプレーすると更に効果が安定します(波動グッズとして活用する場合は、EMグラビトロン炭を小袋に入れて使っても良く、それにスペースメイトミニや固焼き円柱(EMセラミックス)を5〜6粒くらい入れて活用します)。
※ 完成したブロックは、容器に入れたまま使用します。


500tくらい(約550グラム)の大きな整流ブロックは、100m以上の波動効果を持っていますので、建物や屋敷の四隅に埋めるか、置くように設置します。15〜50グラム以下の小型のものは、室内やベッド、天井等の結界に使ってもよく、プランター等々に埋め込むと植物が良く育つようになります。

その空間にEM活性液を50〜100倍にして1日数回散布、または噴霧すれば、更に重ね効果が強化されます。更に年1回、EM活性液にEM・X GOLDを1/10000くらい添加したものを、シロアリ対策を兼ね、床下にu当たり1リットルくらい注入します。更に、その液を50倍くらいに薄め、建物全体を洗うようにします。このような手法を重ねると、建物の寿命は1回洗浄で10年くらい長持ちします。同時に、その建物は周辺の空気や水の環境浄化作用として機能するようになり、公共財的で多大な社会貢献を日々行っている存在となります。

現在、EMグラビトロン炭は、Uネット会員やEMユーザーが極めて安く買える仕組みになっていますが、これはUネットの目的である「EMによる国づくり」に賛同し、EMに理解があり、正しく使うという前提条件があるためです。

次の情報は、愛媛のUネット理事Nさんからの報告です。

台風時におけるEM効果(2019年)

○台風17号の強風にも全く変化が見られなかったNさんの庭の事例
【結界の方法】
◆庭と畑の地面に穴を掘り、炭と塩を入れて整流ブロックを埋め、ロープで空中結界用のロープと繋いでいる。
◆空中結界は、隣の家の敷地にある電柱にロープを結び、庭や畑に立てた杭の上にロープを固定して1周している。
◆畑の真ん中に杭を立て、四隅からロープを交差させている。

 【台風後のようす】
◆庭の中に生えていたニラの花の茎も倒れることなく、餅焼き網に引っ掛けた100円ショップで購入した木製のおもちゃの三脚もそのままの状態。
◆畑の大豆も倒れることなく。
◆しかし結界の外では、タンポポが南⇒北へと倒され、改修工事用外壁シートはよれよれとなっていた。

○台風19号強風 福島県南相馬 Mさん宅
 【結界の方法】
◆地面には整流ブロックにて、地震対策実施。
◆家の外壁に50倍活性液を噴霧、内壁からも噴霧
◆家庭用電気引き込み用ポールにロープを結び、ロープで家を1周すると同時に、樹木の幹にもロープを巻く。

 【台風時のようす】
◆雨戸一つ、カタカタ音がしなかった

○台風19号強風 宮城県仙台市 Sさん宅
 【結界の方法】
◆地面には、整流ブロックにて地震対策実施。
◆家の外壁やガラスに、50倍活性液を散布、内側からも散布。

【台風時のようす】
◆15号台風では、家が揺れたので、恐ろしい思いをしたが、今回の場合、大きなドームの中にすっぽり我が家が包まれているような感じで、風も雨も小さくなってスーッと抜けていくような感じだった。

○台風19号で床上浸水 宮城県 Oさん宅
【結界の方法】
地面に整流ブロックにて地震対策
【台風時のようす】
隣の家のベランダから物干し竿が落下して、駐車場に停めていた車の上に落ちて来た。しかし少しへこんだ跡はあるものの、ヘッドライトに線がついている程度で、全く車の破損がなかった。 床上まで水が入り、固定電話などが使用できなくなっていたが、泥は一切入らなかった。近所も同じ現象が見られた。
※ 比嘉先生の説明では、泥水は、電気の力により、水と土が結びついた状態であるが、結界により、非イオン化現象となるため、水と泥が結合しない状態で、水は水、土は土で流れて沈殿しない。
※ 15年前の三重県の山路氏宅で水害にあったときも、基礎工事からEMハウスにしていたお陰で、水は入ったが、全く泥が入らなかったとの情報を得ていた。しかも、山路氏宅より半径20mの範囲の住宅は、全く同じ現象が見られたとの証言も得ています。

○追加情報 徳島のUネット理事Sさん宅
私は、今築40年以上の木造住宅に住んでいて、傷みがひどく、強い風が吹くとガタガタ揺れるのですが、テストピース大の整流ブロックを1階の四隅に置いてから、強風時も家の中が静かになりました。ベッドの四隅に置くと良く眠れるし、お風呂に入れても良く温まります。改めてEMの素晴らしさに驚いています。

※地震についても、震度5が震度3以下となり、被害が著しく少なかったという報告も多数あります。また、同じビルの中でEMセラミックスやスペースメイトを結界状に置いた部屋は揺れが極端に少なかったという報告もあり、熊本地震後の調査では、顕著な効果が多数確認されています。

<追記>
EMスペースメイトミニ
 EMスペースメイトミニ
このような背景から、4月13日に沖縄の波動値をスペースメイトの3.4倍まで高め、植物のウイルスの状況を調べています。50日後の調査で、最も困難とされたパパイヤウイルスは消滅し始め、古い葉に痕跡が残っているだけで、バナナはもとより、多くの宿根植物、ユリ、アマリリス、グラジオラス等々の球根類やラン類やウリ類等々のウイルスも消えた状況になっています。その結果、花も野菜も素人が作ってもプロ並みに、にぎにぎしく育つようになり、各々の庭の花々は見違えるほどにきれいに咲き、森や林の木々は緑が深く輝いています。
農業に志して70余年。このような夢のような光景は見たことがありません。
気象災害も更に軽減するものと確信しています。

写真1 右手前の下葉に変形したウイルスの痕跡が<br>あるが、それより上はすべて正常で巨大化し始めている<br>パパイヤ
写真1 右手前の下葉に変形したウイルスの痕跡が
あるが、それより上はすべて正常で巨大化し始めている
パパイヤ
写真2 下方のウイルス症状が(下方の小さな実)<br>消え、正常化したパパイヤ<br>
写真2 下方のウイルス症状が(下方の小さな実)
消え、正常化したパパイヤ

写真3 ウイルスフリー状となったテッポウユリ"
写真3 ウイルスフリー状となったテッポウユリ

写真4 ひとまわり大きくきれいに咲いたスパティフィラム<br><br>
写真4 ひとまわり大きくきれいに咲いたスパティフィラム

写真5 巨大化した島バナナ<br><br>
写真5 巨大化した島バナナ

写真6 ウイルスフリー状態となり巨大化したツワブキ
写真6 ウイルスフリー状態となり巨大化したツワブキ

写真7 家庭菜園のキュウリ
写真7 家庭菜園のキュウリ


※ このコラムは非常事態における比嘉教授の学者としての立場から、EM技術の可能性について述べたものです。







(2020年7月2日)




PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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