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シントロピー(蘇生)医学の序幕

EM・Xが世に出て15年余りが経過しました。「抗酸化」という言葉は当時は一般に知られてなく、多くの専門家からはおかしい概念として批判されましたが、今では抗酸化効果を商品に記述することは薬事法違反となるくらいに健康にとって重要な意味を持つようになりました。

改めて述べるまでもなく、EMのキーワードは「抗酸化」であり、その次に明らかになったのは「非イオン化」であり、さらに進化して従来の概念とは異なる「波動」の関与も間接的ながら確認され、応用されるようになってきました。まだ仮説の段階ですが、私はEMが発する「波動」は蘇生的な性質があるため、縦波(エキスパンダーを垂直にした形)の超々高周波の超々低エネルギーの「重力波」ではないかと考えています。

この「波動」は放射能や有害な電磁波を無害化するばかりでなく、有害なエネルギーを蘇生的なエネルギーに転換している現象が認められ、EMセラミックスやEM7、EM蘇生海塩、EM蘇生ミネラルなどに応用されています。

これまでの研究で、この「重力波」と思われる「波動」を強化すると、EMの総合的な効果が飛躍的に高まることが確認されたため、EM・Xをよりレベルの高いものへと改善し、今日のEM・Xゴールドにたどり着いたのです。改めて述べるまでもなく、EM・Xゴールドは従来のEM・Xの5~6倍以上10倍弱の「波動レベル」にあり、O(オー)リングテストでも簡単に確かめられるようになっています。

またEMウェルネスセンターの開設により予想だにしなかった種々の難病の相談を受けたため、思い切って医療用に活用できる超々高波動のセラミックスパウダーをつくり、医師の協力のもとモニターをしてもらった結果、現代の医学で不治とされる多くの難病に効果があることも明らかとなりました。

これらの効果には薬理的な因果関係はなく、将来にわたって法的に薬になる見込みはまったくなく、一般に販売すると即薬事法違反になる恐れがあります。またEM・Xゴールドよりはるかに強いEM−G(グラビトン)も製造できるようになりましたが、その効果があまりにも顕著なため、一般化するには法的問題上、不可能と判断しています。

せっかくいいものをつくっても法律違反となれば反社会的行為となります。したがって、一般販売はせずに、医師の協力のもとに治験的に活用するか、非保険的な対応で困っている人々のお役に立てるような方法を検討してきました。

その結果、これまでEM医学に多大な貢献をしてくださった埼玉の和光市にある「EMX予防医学研究所」の田中茂先生と、横浜にある「あかね台眼科脳神経外科クリニック」の杉本先生と沖縄のEM医学情報センターの医療法人照甦会で対応することになりました。

田中先生と杉本先生は6月2日から、EM医学情報センター(照甦会)は7月3日から受け付けを開始します。EMシントロピー医学の幕開けにあたって田中茂先生のメッセージをお届けします。

「私の確信」難病を克服するEM医学
田中茂

私は5月の連休明けにメタモル出版から「私の確信」という本を出しました。この本は15余年にわたるEM・Xの臨床事例をまとめたものです。EM・Xに関しては過去に「蘇る生命」「EM−Xが生命を救う」「いのちの蘇生力」という3冊の本を出しEM・Xの医療と健康に関する情報源として国内外で広く活用されています。また、EM医学会議の推進と発展に対し積極的に協力を行い、多大な成果を上げ多くの人々から感謝されています。

今回の出版は前の2冊を踏まえEM・X医学情報として集大成的にまとめたものですが、EM・X(現在はEM・X ゴールド)は副作用がまったくなく、飲用する量と難病の克服との相関関係が高く、多量に飲めば奇跡的な結果が得られることも判明しました。私はこの件も踏まえ、EMの開発者である琉球大学名誉教授(現名桜大学教授)の比嘉照夫先生にEM・Xを出来るだけ安く供給するようにお願いしました。比嘉先生は私の希望を十分に理解してくださり、当初は500cc1万円以上であったものを5000円まで下げる努力をしてくれました。今年からEM・Xをさらに強化したEM・X ゴールドを4500円まで下げていただき、効果も従来の5~6倍レベルに達しています。

また、最近ではEM・X ゴールドの8~10倍のレベルのEM・Gや、医療用のEMセラミックスパウダーなど劇的な効果を示す新製品も開発され、さらには飲用のEM1号も保健所の許可もおり、製造が可能となっています。

「私の確信」の出版に当たって比嘉教授から推薦の言葉とEM医学の未来像についてご寄稿いただきました。最新のEM技術の進歩は目を見張るものがあり、市販されていないそれらの製品の総合的な活用は、「私の確信」をさらに社会にお役に立てるという自信がわいてきました。

市長時代から私は、比嘉教授にEM技術を総合的に活用した難病や末期癌の人々を回復させたいという夢を語り、いろいろな協力をお願いしてきました。比嘉教授が寄稿にも書かれているように、私の希望に応じたEM資材を開発しEM医学研究会やEM医学国際会議の協力を得て、末期癌はもとより、筋ジストロフィー、パーキンソン、アルツハイマー、小脳萎縮症、小細胞癌、強皮症、ベーチェット病などなど、数々の難病に多大な成果が確認されています。

私はこれまでの経験と私自身が試飲した結果、「私の確信」を確たるものにする準備がすべて整った時が到来したと判断しました。幸いにも比嘉教授の指導と協力が得られるようになりましたので、末期癌を中心とした難病に対しEM技術で医師としてのEM医学の集大成を実現することを決心しました。

準備は着々と進んでおり、6月1日から具体的な対応が可能となりました。なお、EM・X予防医学研究所で使用する資材は一般に市販されることはなく、あくまでも治験的な試みとして行うものです。末期癌や難病でお困りの方はご一報ください。

各クリニックの問い合わせ先
EMX予防医学研究所
埼玉県和光市本町11−1 ドレイク和光本町1F
TEL:048−461−2009
あかね台眼科脳神経外科クリニック
神奈川県横浜市青葉区恩田町1777-1
TEL:045-961-2118
沖縄照甦クリニック
沖縄県中頭郡北中城村喜捨場1511
TEL:098−935−1280

(2008年6月1日・毎月1日更新)
PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。


 
EMの性質を説明する比嘉教授


EM医学情報センター(照甦会)ができるEMウェルネスセンターのスパ棟


受付は明るく落ち着いた雰囲気


「私の確信」を出版したEMX予防医学研究所の田中茂医師


あかね台眼科脳神経外科クリニックの杉本医師


あかね台眼科脳神経外科クリニックではEMを活用した自然農法で野菜づくりにも挑戦

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