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EM蘇生海塩の驚異

8年ほど前に私は、EM技術で処理された塩があらゆる病気を予防し、体の酵素活性を高め、病気の人でもいつの間にか健康体になるということを『蘇生海塩の驚異』(綜合ユニコム)という本に書いて、抗酸化力や還元力の強い蘇生型の塩の万能性について説明しました。

田中茂先生(EM−X予防医学研究所所長)や多くの人々の協力を得て、その成果を確認することができ、知る人ぞ知る驚異の塩として活用されてきました。しかし、一般には減塩は常識となっており、塩を余分に取ることは毒を飲むような(体に悪い)ものという風潮が漂っています。

塩は食品ですので法的には特に問題はないと考え、蘇生海塩を考案し世に出したのですが、その驚異的な効果は次第に忘れ去られつつあります。

このような折に、先月株式会社イーエムジャパンを通して成田博人さん(92歳)からEM蘇生海塩についての丁重な報告をいただきました。その一部を皆様に紹介したいと思います。

ビタミンや微量ミネラルの体内での働きとは!

ビタミンや微量ミネラルは補酵素と言われ、我々が生きてゆくために必要な体内での物質の合成・分解・輸送・排出・解毒・エネルギーの供給に関与している酵素(後述)の働きを活性化させる重要な役割をしています。『驚異の酵素パワー』(ハート出版)や『タンパク質・アミノ酸の科学』(工業調査会)には、「例えば、アルツハイマー病は脳に老人斑と呼ばれる斑点が見られるのが特徴で、この斑点は『プロアーゼ』という酵素の働きが衰えたことで、タンパク質がうまく分解されずにシミのように沈着したものだと言われています。明確に酵素の不活性がアルツハイマー病の直接の原因とは言えないまでも、原因の一端を担っているようです」との旨書かれており、ビタミンや微量ミネラルの補給不足が発症の重要な一因と思うのは不自然ではないようです。このように私が自信を持って申し上げるのは、実は私の体験がこれを裏付けているからです。

私は生来塩分に弱く、戦後は30年以上も減塩生活を続けてきました。その結果私が患った病気は心筋梗塞、高血圧症、膀胱腫瘍。さらに動脈硬化が相当進んでいるとの指摘も受けました。

そのころ、幸運にも『蘇生海塩の驚異』という本に接し、直ちにEM蘇生海塩を取り寄せ、1グラムを口にしたところ、翌朝体内にたまっていた老廃物が一気に排出され、過去5年にわたり5回も入院手術を繰り返した原因の膀胱腫瘍は、この日をもって完治(塩分不足が原因)し、さらに続けて毎日1グラムをとり続けたところ、約4か月後には私の体質がまったく改善され、動脈硬化も治まり(悪化せず)、血圧も薬なしで正常になりました。このことには、医師も驚いています。その後、年1回の定期検診の結果は、タンパク質、肝臓、膀胱、コレステロール、血糖値、貧血などの全項目すべて基準値内におさまり、以来生活習慣病の心配はまったくなくなりました。また、現在92歳の私が身体能力、視力、聴力などにほとんど不自由を感じてないということは、必要な酵素が私の体内の各部で必要に応じて生成され、活発に働いているからだと思ってます。

要するに、EM蘇生海塩1日1グラム(価格12円弱)で、必要な微量ミネラルの補給は充分なことを示しています。一方ビタミンの補給は毎日食べる季節の果物(バナナ、ミカン、リンゴ、ナシ、ブドウなど)で一応間に合っていたようですが、できるだけいろいろな果物をとることが望ましいようです。

EM蘇生海塩は、EMスーパーセラミックスで高波動化した炉を使用して、短時間で塩の有害物を除去し、意識的にミネラルの量が多くなるように添加し、抗酸化力と還元力を強化して、磁気共鳴波動(重力波)を持つ、高機能生塩としたものです。そして人体に必須の微量ミネラル83種を含んでいます。

酵素についてのまとめ

  1. 酵素はタンパク質で構成されている。
  2. 酵素の触媒作用(生成)は遺伝子(DNAの設計図)によっている。
  3. DNAの塩基の配列にピッタリ合ったもののみが取り込まれる。
  4. 酵素の触媒はきわめて「速やか」なこと。
  5. 酵素は見極める力が他よりずば抜けていて、必要なものを、必要なところへ、しっかり取り込むこと。
  6. 酵素は補酵素(ビタミン、ミネラル)や金属などと一体となって初めてひとつの機能が完遂される。
  7. 酵素の生産に損傷を及ぼすものは、化学薬品(医薬品)の副作用や農薬、食品添加物などである。

なお、酵素(エンザイム)に関し、新谷弘実教授の著書『病気にならない生き方』(サンマーク出版)がベストセラーになっており、お読みになられた方も多いと思いますので誤解されないように私見を付け加えます。

新谷教授の説は「新鮮なものを食べて、不足するエンザイム(酵素)を補えば病気にならない」という主旨ですが、これは「今後とも補酵素(特にミネラル)の補給は難しい」という前提に立つものです。しかし、現にEM蘇生海塩で必要なミネラルが安価に補給できるようになった現在では、自然の摂理(遺伝子のプログラム)に従って、その時、その場で必要な酵素が生成されるので、状況がまったく異なりましたことは、すでに述べてきたとおりです。ただし、新谷教授の本には啓発される点が多く、興味深く拝読させていただきました。

参考文献:『酵素科学』(啓学出版)、『酸素反応の有機化学』(丸善)、『生理現象の有機化学』(丸善)、『蘇生海塩の驚異』(綜合ユニコム)

成田さんの報告は以上です。

現在、新しく出された蘇生海塩ゴールドは、さらに高ミネラルで波動を高くしたものです。サラサラの使いやすいようにしたい場合は、フライパンなどで焼き塩にします。最後に成田さんのひと言。「これらのことが現在、目の敵にされている老人医療費の抑制につながればと思います」

(2008年8月1日・毎月1日更新)
PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。


 

 

 

 

比嘉教授と知念隆一氏の共著「蘇生海塩の驚異」(綜合ユニコム)

EM蘇生海塩ゴールドには、500gと100gがある

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