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EMネット神奈川主催比嘉照夫先生講演会
「微生物による農業革命―誰でもできるEM家庭菜園」
見事な落花生を手にして笑顔の藤間さん

挨拶する川島勝徳会長
 挨拶する川島勝徳会長
11月11日、横浜市金沢産業振興センター(横浜市金沢区)で「微生物による農業革命―誰でもできるEM家庭菜園!」(NPO法人EMネット神奈川主催)が開かれ、EM活用農家や家庭菜園を実践する市民など、約200人が参加しました。
開会に当り、神奈川県三浦半島の南端にある農園で、土づくりにこだわりEMを継続して使用した結果、減農薬・減化学肥料栽培(当産地栽培基準70%減)を実現している同ネットの川島勝徳会長が、挨拶。「ここ数年の異常天候による被害が、農家の死活問題になっているが、EMを使う仲間の農家は例年並みの収穫があり、本当に助かっている。目を見張るような農地の回復力など、EMの恩恵ははかりしれない」と報告し、「日本の自給率をあげるためにも、専業農家だけではなく、たくさんの人たちが、家族や友人のために作物を家庭菜園でつくって欲しい」と呼びかけました。

続いて、川崎市の吉田賢治さん(EM普及活動研究会代表)と茅ヶ崎市の藤間豊さん(NPO法人湘南フードリサイクル理事長)が、生ごみリサイクルなど活動報告をしました。両氏ともに、20年近く活動を行うベテランボランティアで、EM技術だけではなく、どうやって普及していったか、どう社会貢献していったかなど、多くのヒントが詰まった発表となりました。


 新書を紹介する比嘉教授
最後に登壇した比嘉照夫琉球大学名誉教授(NPO法人地球環境共生ネットワーク理事長)が、「発想の大転換なしに革命とは呼べない」として、従来の農業の上にEMを使うのではなく、EMが量子レベルで働くことを意識して扱うこと。愛をもって扱うこと。EMには重ね効果があるので、間断なく継続して使うことなど、今話題の新書「愛と微生物のすべて」をもとに熱く語りました。また、「EMがあれば、あらゆるものが蘇る理想の村を自分たちの力で作っていくことができる。日本を再生する近道ではないか」と呼びかけました。


EM活用事例報告

吉田 賢治(EM普及活動研究会代表) ■ 生ごみでできるプランター栽培
吉田 賢治(EM普及活動研究会代表)

2002年から、生ごみ減量の目標でEMボカシ作りの普及を始めた。合言葉は、「生かそう生ごみ。咲かそう草花。楽しく作ろう家庭菜園」。川崎市の市報にEMボカシづくり体験会の案内が出てから、仲間が増える。2006年には公益活動助成金を得て、町内会でのEMボカシ作り、学校支援、水質浄化など活動の幅が広がる。ことに川崎市環境フェスタに出たことから、小学校の先生との縁ができて、小学校の環境教育に力を注ぐことになった。学校のトイレの悪臭対策にEM活性液を活用して好評だったことから、市教育委員会を通して、各小学校の校長先生宛のEMでのトイレ掃除を案内し、170校中25校から依頼があった。

小学校で環境授業をする吉田さん
生ごみたい肥化、プール掃除など、15年間で、35校の5年生に年2回の環境授業を行い、EMへの理解と環境意識の向上に努めている。現在では、庭のない人のために100円ショップでも買える密封容器にEMボカシを半分入れて、その中に生ごみを直接入れる方法を採用している。プランターの土の量に見合う発酵肥料となり好評だ。

■ 小学校の生ごみを有用な発酵肥料へ
藤間 豊(NPO法人湘南フードリサイクル理事長)

新潟県長岡市の給食残さを地域の畜産農家へ飼料供給する地域循環型リサイクルシステムを2002年に開始した「NPO法人地域循環ネットワーク」に触発を受け、茅ヶ崎市での実現を目指す。3年後に茅ヶ崎市の小学校4校と共同調理場の給食残さ(生ごみ)を回収して肥料化、地域食資源循環を茅ヶ崎市と協働推進事業として立ち上げる。水分調整した乾燥生ごみにEM活性液、米ヌカ、油カス、クンタン、EMセラミックスを袋に詰め、2〜3ヶ月密封して、発酵肥料として再生。2011年からは、同市の委託事業として3小学校(浜之郷、緑が浜、鶴が台)から出る生ごみ発酵肥料で野菜を栽培し、その野菜を自然食レストランに提供している。
にじまる食資源循環の仕組み
 <画像クリックで拡大> 
年間堆肥量は1.5t。堆肥農業技術センター普及指導部の分析によれば、窒素含有量が高く肥料として効果があるので、有機質肥料として施用した方がいいという結果を得ている。作物の出来も、質量ともに問題ない。この計画を全市的に推進するように市に提案したが、2市1町(藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町)の広域ごみ処理計画で2019年を目標にバイオマス化する予定という回答であった。

文責:小野田

(2017年12月19日)

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