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エコ・ピュア ウェブマガジン 特集・レポート
水質浄化大作戦
「海の日」にEMが大活躍

7月15日「海の日」に認定NPO法人地球環境共生ネットワーク(東京都港区・以下U-net)の呼びかけで、全国各地のEMボランティアグループが参加したEM活性液とEM団子投入イベントが行われました。昨年は169団体、1万2000人余りが、それぞれの身近な河川に総計で約27万個のEM団子、約700トンのEM活性液を投入しました。

この「海の日」一斉イベントは、2009年にマレーシア・ペナン州で行われた「国際EM団子投入記念日」で、「環境汚染し続けた私たちは地球に100万回お詫びして100万個のEM団子を河川や海に投入します」という活動に伊勢湾、三河湾、熊野灘の浄化活動に取り組んでいたEMボランティアグループが呼応し、U-netの活動に連携した経緯があります。 ※比嘉教授連載「新・夢に生きる」第50回参照

海の日 EMダンゴ
白く菌糸が張ったEM団子。水質浄化に活躍してくれる微生物たちが出番を待っている。

第10回目となる今年も、三重県下では北勢(四日市港)、中勢(津なぎさまち)、南勢(尾鷲)の3か所で合計6万個のEM団子を合流した比嘉先生と共に投入しました。愛知県名古屋市の堀川では投入の前に「釣り大会」を開催、集まった子供たちはきれいになった堀川に棲む生き物たちに関心を寄せていました。

海の日 つり大会
左手にEM団子をもってやる気満々の比嘉先生(四日市港で)

神奈川県では、NPO法人エコガイア(鎌倉市)のメンバーをはじめ自主的に参加した地元の中高校の生徒も加わり、鎌倉の材木座海岸で3400個、逗子海岸で3000個のEM団子が投入されました。
茨城県取手市のNPO緑の会は7月20日に、相野谷川で一斉投入を行い、藤井信吾取手市長の飛び入り参加や映画「蘇生」の白鳥監督が合流するなど、イベントを盛り上げました。

U-net事務局では、本年度の投入総数でEM活性液1000トン、EM団子100万個を目指していて、集計は11月に発表されます。

海の日 EMダンゴ
遊びに来ていた子どもたちも、「きれいな海になあ〜れ」とEM団子投入を楽しんだ(逗子海岸で)

<後記>
海洋汚染では、マイクロプラスチックが引き起こす生態系破壊の悲惨な事実が世界規模で続出し、世界中の人々は否が応でも環境浄化への関心を持たざるを得ない現状があります。地球環境改善の第一歩は私たちが日々の暮らしを見つめ直すことから始まり、浄化源を積み上げていくことに活路があるようです。EM団子とEM活性液の一斉投入は10年間行われており、今後も継続していくボランティア活動を支えるのは、U-netが掲げる「海への感謝、水への感謝」という言葉に込められた思いです。



「夏の堀川釣り大会&浄化大作戦2019 イベントレポート」
(株)EM生活企画課

名古屋を代表する堀川を清流に――。
1610年名古屋城の築城に合わせて開削された堀川は、名古屋を代表する河川のひとつです。その堀川を清流にしたいとEM団子を投入するイベントを始めたのが、堀川ライオンズクラブ、堀川エコクラブ、NPO法人EMあいちの皆さん。河川の浄化活動、清掃活動は今年で10年目を迎えます。活動の10年目を記念して「海の日」のEM団子投入を前に、名古屋市熱田区にある熱田記念橋付近で釣り大会を開催しました。

海の日 つり大会
JOFI東海による釣り大会の説明を聞く参加者

釣り大会には25人が参加。指導にあたったのはJOFI東海に所属するプロのインストラクタ―で、子どもたち一人一人に釣り道具の使い方に実践を交えながら説明していました。
この日は前日に雨が降ったため川の流れが早く、釣り糸を下げたまま2時間粘ったものの釣果はゼロと残念な結果でした。それでも、体験後の抽選会では釣り竿が当たるなど、子どもたちは大盛り上がり。
また、会場にはハゼやヤドカリ、ワタリガニなど堀川に棲む生き物たちの展示コーナーが設けられました。珍しい生き物たちに子どもたちは「何これ?」「見たことない!」と好奇心いっぱいに目を輝かせて見入っていました。

海の日 つり大会
堀川へ向けて一斉にEM団子投入

ボランティアの方々がこの日のためにつくったEM団子は4000個。三重県のイベントに参加していた比嘉先生も駆けつけてくれました。

比嘉先生の音頭で参加者は一斉に堀川に向けてEM団子を投入。EM団子はあっという間に堀川の川底へ。「堀川が少しでもキレイになりますように!」との思いで投入したと言うEMあいちのスタッフは、「来年も海の日に向けて頑張ります」と毎年行われるイベントへの意気込みを込めて話していました。(文責:永田)


(2019年9月10日)



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