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新著「テレパシーごっこパートU」
野本佳鈴さん出版記念講演会

連載「ちずこさんと比嘉セオリー」執筆中の野本佳鈴さんがこのほど、新著「テレパシーごっこパートU」を出版。発達障害の症状を抱えたお子さんと両親の葛藤や、いじめを受けて不登校になった子らとその家族の苦悩、鬱を抱えた大人や子どもたちの苦しみなどに向き合って対応を重ねた結果、改善へと導いた実例を取り上げ、具体的に用いた技術や手法、治療方法の検証がつづられています。

2022年10月29日東京都内で野本さんの活動に賛同する有志たちが発起人となった出版記念講演会が開かれ、本誌で紹介されたADHD(注意欠如・多動性障害)が劇的に改善した4年生の「ゆうくん」から野本さんへ花束が贈られ、温かい拍手に包まれました。

「ゆうくん」から贈られた花束を抱え、喜びいっぱいの野本さん
「ゆうくん」から贈られた花束を抱え、喜びいっぱいの野本さん

2016年に比嘉教授から「EM親善大使」と任命されて以来、活躍中の野本さんですが、ここに至るまでには小中学校の教諭・教頭として勤めた35年間の教育現場、幼稚園園長、福祉業務、さらに教育カウンセラーなど、子どもたちの不登校やいじめの問題に真っ向から取り組んだ時期がありました。この時の体験を「テレパシーごっこ―子どもたちのSOS−心の声をつなぐ」と題した冊子にまとめ、2011年に出版しました。

それから10年余り。
今日、全国の国公私立小中学校の児童生徒の不登校率は20万人を超え、小中校などが認知したいじめも過去最多、さらに発達障害と言われる子どもたちの数は急増しています。実際に野本さんを頼ってLINEで繋がる若いお母さんたちからも不登校や発達障害の子どもたちに対する相談事が多くなり、学校に問題があるとのつぶやきがどんどん増えてきている現状に「薬で抑えるなどのこれまでの治療の枠に収まらない新しい支援のスタイルを皆さんと一緒に模索していきたい」と野本さん。

ご自身の息子さんが5歳の時に「発達障害」と診断されたハワイ大学名誉教授・吉川宗男哲学博士は推薦の言葉の中で、「結果的に、私自身発達障害を持つ我が子に育てられた」と述懐し、この本から多くのヒントやアイデアが得られ、悩みを抱えている方々の大きな助けになるだろう、と寄稿しています。

<記者メモ>
「テレパシーごっこ」のパート1は、いじめを受け不登校になった子どもたちやその親御さんに寄り添い、野本さんのテレパシーでつながる感覚で支援してきた事例でした。教育カウンセラーの資格があったとは言え、現状はご自身のお子さんもいじめにあうなどのご苦労も多く、感動がストレートに伝わってきました。パートUはEM技術や波動をはじめ、増加する発達障害に対応するあらゆる分野の情報を裏付けにしています。それだけに少々難解で、「薬事法」など踏み込めない諸事情があったにせよ、症例の一つひとつを起承転結で括ると理解しやすかったのではないかと思われました。それにしても、当日登壇した「ゆうくん」は野本さんとのタッグが無ければあり得なかった驚異的な改善例です。

文責:鹿島

<「テレパシーごっこパートU」は、Amazonで販売中>
出版社:22世紀アート (2022/9/27)
オンデマンド (ペーパーバック):182ページ
ISBN-10:4867267945

(2022年11月29日)

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