ウェブエコピュア
連載
妙子さんの花づくり365日
トップページ 準備はキッチンで 健康な土づくり 種まきから定植まで 便利な道具たちⅡ
育苗から定植まで使える健康な土づくり

◆種から育てる人へ
◆苗から育てる人へ
◆種から育てる人へ
種まきの時期は、草花の種類によって違いますが、大きく分けて春まきと秋まきがあります。春まきの種は、耐寒性がないので、暖かくなってからまきます。一般的にソメイヨシノが咲くころが目安と言われていますが、その時の気候と市販されている種の袋に書いてある情報を参考にしながらまくと良いでしょう。
種の大きさによってまき方を区別しますが、微細と中粒の種はピートバンで、大粒の種は育苗箱に床まきにします。

ピートバンでの種まき
[1] 専用トレーにピートバンを入れ、水をそそぎ充分に吸水させる。吸水後は、底に残った余分な水は流す。
[2] 表面を手でならし、つまようじと水を用意する。
[3] つまようじを水に濡らし、糊代わりにして種(写真はアスター)を1粒ずつ、1cm間隔で置き、次の列から千鳥植えにする。
[4] 1シートに約100個の種がまける。まき終わったら水で濡らした新聞紙を被せる。新聞紙の大きさは専用トレーの内側の大きさにする。
[5] 直射日光は避け、部屋の中で育て、新聞紙が乾いてきたらスプレーで水をかける。大体1週間で発芽する。芽が出たら外の日陰に置き、徐々に日に当てていく。
育苗箱とポットでの育苗
[1] ピートバンで本葉が2〜3枚になったら育苗箱に移植する。
[2] 育苗箱には、5cm間隔で植える。
[3] 水やりは米のとぎ汁EM発酵液100倍希釈液で行う。
[4] 本葉が5〜6枚になったらポット上げをする。
ポット上げのやり方はコチラ
[5] ポットの底から根が見えてきたらコンテナ(土づくりの方法)などに定植する。
定植の仕方はコチラ
種から育てるのに適している花
※写真をクリックすると、それぞれのくわしい解説と大きい写真が見られます。

ページの先頭へ

◆苗から育てる人へ
苗はホームセンターなどで手軽に買えますが、良い苗と悪い苗をしっかりと見極めなければなりません。良い苗の選び方として以下のことがあります。

●全体がガッシリしていて間伸びしていない苗

充分に栄養が行き渡り、たっぷりと日に当たって育った苗は、ガッシリとしています。栄養が行き届かず、日当たりの悪いところで育った苗は、茎も細くて葉と葉の間が間伸びしています。また、葉の色艶があり、下葉が黄色くなっていないものが良いです。

●根が良く回っている苗

ビニールポットの底穴から根が少し出ているような苗を選びます。ただし、根が出すぎているものは、根詰まりを起こしている可能性があるため、避けるようにします。

●高さが揃っている苗

苗の段階で、高さがある程度揃っているものを選びます。そうすると、その後の生育も均一になり、見映えもよくなります。

●病虫害に冒されていない苗

病気や害虫に冒されている苗を植えつけると、生育が悪くなり、極端な場合には枯れてしまうことがあります。そればかりか、健全な苗にも病虫害が広がっていきます。
葉に黒色や褐色の斑点見られたり、葉が縮れていたりするものは病虫害の症状です。 また、害虫は葉の裏によく潜んでいるので注意します。


※写真をクリックすると、それぞれのくわしい解説と大きい写真が見られます。

戻る

トップページ | EMとは? | 特集・レポート | 連載 | 投稿ひろば | 用語集 | FAQ | バックナンバー | EM情報室 | リンク集 | サイトマップ