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EMグラビトン結界でウイルスフリー化した沖縄の植物

写真1
ホテル コスタビスタの電気室
本シリーズ第149回で書いたとおり、新型コロナウイルス対策を強化するため、2020年4月23日にEM・X GOLDの製造ラインの波動値を思い切って上げました。同時に、ホテルコスタビスタ等にある6600ボルトのトランス18基の波動を強化し、琉球列島全域の結界のレベルを大幅に上げて、その成果を随時、「沖縄で起こっていること」として情報発信を続けています。

2020年6月の本シリーズ第150回では、想像を絶する効果を紹介しましたが、処理後2ヶ月ぐらいで起きたことです。すなわち、諸々の植物のウイルスが消えてしまったのです。また、台風10号を含め自然災害が極端に軽減し、緑もふくよかになり、花々も連日地元紙をにぎわせています。

EMセラミックスの波動は、ウイルス抑制効果があり、これまで様々な応用例も紹介しました。これまで明らかなように、この波動は送電線で拡張的に送ることができ、Oリングテストや様々な波動測定法において再現性があります。

第151回で説明しましたが、沖縄(琉球列島)の結界の波動は、EMXセラミックスやスペースメイトを1.0とした場合に、現今は3.9に達しています。スペースメイトやEMXセラミックスを浸した水と、EM7やEM活性液と併用して、植物の病害虫、ウイルス病対策として活用する方法もあります。

キュウリやトマトはこのレベルでも実用的ですが、ジャガイモや球根類は2.0以上、パパイヤのウイルスは最も強く3.1以上でないと抑えることが困難です。ウイルスは進化的に強毒となる性質がありますので、長期の観察が必要です。

今回提示したパパイヤは、2020年の6月に頂部にウイルスの痕跡がありましたが、2021年2月現在、完全に消滅しています。パパイヤウイルスは冬季には特に発現力が強く、健全株でも頂部がうすく黄化しますが、今年は沖縄全域で、このような事例は発生しておりません(写真1、2)。

(写真1)パパイヤ
写真1 パパイヤ

(写真2)
写真2

この現実を踏まえると、沖縄における最強の植物ウイルスが消滅したことになります。これまでも毎々述べたように、ウイルスフリー化は、植物にとって最良の健全性を賦与することになり、琉球列島の農業や植物史を変える力があります。

その象徴的な現象は、花の咲き方です。カーネーションや菊や球根類もウイルスフリーにすると、まるで別品種のように素晴らしい咲き方をします。

2月に入って地元紙(沖縄タイムス)は、連日のように花だよりを載せていますが、このような情報はこれまでは限られていました。

写真3のカンヒザクラは、例年の1.5〜2倍の花を咲かせています。地元紙に載った代表的なサクラ情報等は写真4、6〜7です。2月にはサクラの他にウメ(写真5、8)、イペー(写真9)、コスモス(写真10)等々、これまで見たこともない咲き方をしています。

このようなEMの結界効果は、一般の人々にはなかなか理解してもらえず、いつの間にか寂々とした昔を忘れて、古来から沖縄はパラダイスであったと思うようになってしまいます。EMの効果を敢えて記録に残すようにし、歴史的な検証の基準として活用したいものです。

近所のカンヒザクラ
写真3 近所のカンヒザクラ

※ このコラムは非常事態における比嘉教授の学者としての立場から、EM技術の可能性について述べたものです。


(2021年3月1日)





PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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