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EMの整流力を活用した結界の応用

EMの農業以外の分野での活用が広まるにつれ、様々な分野で蘇生現象が現れていることが明確となってきました。農機具や畜舎のサビの消失はもとより、EMで洗車し続けていると、車の錆は止まり、馬力が高まり、燃費も良くなり、走行安定性が極めて良くなった。家中の電化製品を含め、EMで拭き掃除している間に、ホコリが消え、臭いがなくなり、電化製品の機能が良くなり、電気料が10%以上も安くなった。

EM生活に徹した結果、いつの間にか家族全員が病院に行かなくなった。野生のネコやネズミの害も少なくなったとか、何となく、人間にとって都合の良い話ばかりです。常識的には、「そんなバカな」であるが、EMの不思議な性質を知っているものとしては、そのような情報を無視できず、検証することにしています。

まず、このような情報をEMを熟知している人々や、EM勉強会等の小さなグループに問いかけてみると、ほとんど例外なく、類似の情報が得られるため、結果論的に応用の目処が立つことになります。EM技術は、日進月歩と言われるのはそのためです。

このような性質を安定化するために、EMセラミックスやEMコンクリート、EM建材等々も生まれましたが、EMの結界効果については、15年前にスタートした青空宮殿と称される私のプライベートの実験園で始めたEM活性液入りのペットボトルやパイプ35等のEMセラミックスを設置したことに端を発しています。

当初は、EM活性液のペットボトルを畑の角々に埋め込んだり、果樹の幹にしばったり、つり下げたり、圃場の縁取りに水を入れたペットボトルを使い、5本に1本の割合でEM活性液を入れ、EMの波動が伝わるように置いたのです。

何となく効果はあるような、いまいちな状態が続いたため、5本に1本はEMの波動を高めるためにEM活性液にスーパーセラCを加えたり、つり下げたペットボトルやパイプ35を紐で連結したりしたのです。

その結果、何と!これまで多発したタイワンシロガシラ(群れを作って農作物を食い荒らす鳥)やヒヨドリの被害が激減し、ついには全く無くなり、その威力に驚嘆し、講演で紹介するようにしたのです。

多くの人々が、第108回で説明したように、この原理を活用した鳥獣害対策に取り組んだのです。これでメデタシ、メデタシとなった訳ですが、何と!その結界内の作物の収量や品質が格段に良くなってきたのです。それをより広く確実なものにするために、より波動の高い整流シールを作成し、山梨の鮫谷さんや、山形の高橋さんをはじめ多くのEM関係者にチャレンジしてもらいました。

当初は、丈夫な化繊のミニロープで、ハウスや果樹園の周りを囲い、その四隅に整流シールを貼り、そのシールを絶縁テープ等で被覆し、近接の電柱から潜在電圧を取るという方法を実行してもらいました。電柱が無い場所では、海水EM活性液を500ccのペットボトルに入れ、木炭(整流炭)1g、スーパーセラC 1g、EM・X GOLD 1ccを加え、密封します。その次に、その底部か側面に、100円ショップなどで入手できる3Vのリチウムイオン電池を2個重ね、ビニールの小袋に入れ6Vになるようにして貼り付け、水濡れのないように密封します。それを波動源兼、潜在電圧源として活用しますが、高波動の整流シールを四隅に貼っている場合は、波動源は1個で良く、四隅に設置する必要はありません。電流は発生しませんので、理論的には電池は半永久です。
整流炭がない場合は、木炭 10g、セラC 10gで作成して下さい。詳しくは第108回をご参照ください。

ブドウやナシ、リンゴ園等で棚や支柱ワイヤーがある場合は、結界線と連結し、全園くまなく波動が行きわたるようにします。

現地からの報告

去る3月に行われたEM生産者交流会でも、鮫谷さんと高橋さんからの報告がありました。鮫谷さんは、EMグラビトロンシール(整流シール)を取り付けた後のブドウやモモの生育は極めて望ましい状態になり、これまで経験したことがないような成果を得た。果物の抗酸化力も著しく高くなり、糖度も高く、日持ちも良くなった。土壌微生物相も著しく改善され、これまでの様々な努力が素晴らしい結果につながっている。今後は、この技術をさらに極め普及したいとの話でした。

高橋さんは、サクランボを中心に、リンゴ、モモ等も作っていますが、同様なコメントが寄せられました。参考までに、当日提供してもらった高橋農園の写真を紹介します。

写真を見れば一目瞭然ですが、この場合の外周は、1本の結界線となっています。結界線を棚に連結したり、2〜3層にし、全園に2〜3mの升目上にセットすると、さらに効果が高くなることも明らかとなっています。


@ 波動源としての結界用ペットボトル
(丸いリチウムイオン電池が貼られている)

A 結実したサクランボ


B 玉がそろい安定した着果状態


C 黄色種の着果状況


D 左:結界区  右:普通区


E 500円玉との対比


F 一般田圃の3月上旬の状況


G 高橋農園の3月上旬の状況

当然のことながら、この結界線は、鳥獣対策にも、ほぼ完璧に機能しますので、今後の応用が楽しみです。その他、ポンカン、ブンタン、温州ミカン等でも類似の報告が寄せられています。結界の効果として、囲まれた内側にはすべてコヒーレンス(量子うなり)が起るためです。すなわち、空間のエネルギーが整流され、植物が使える状態に強化されているということになりますが、線が切れると効果が無くなりますので、結界が常に機能するように見回りが必要です。

この原理を土壌に応用したのが、無煙炭化器に整流シールで波動を移して整流炭を作り、その炭と土と塩を等量に混和した整流ダンゴを畑の四隅と、畝の両端に埋め込む方法です(深さ30〜50cm、10〜30m間隔)。空間と違って、土壌の水分や粒子が波動を伝導しますので、結界線のような工夫は不要です。その内部の土壌のエネルギーは高レベルに整流されますので、EMの原子転換力を増強し、更なる限界突破が可能となります。


(2017年5月16日)




PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。名桜大学国際EM技術センター所長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)など。

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