レポート(トピックス)

世界は水でつながっている!「世界EM団子の日」2025.8.8~昨年を上回る参加者と投入団子

「世界EM団子の日」ワールドフェスティバル2025 参加国 (資料提供元:EM88実行委員会)

「世界EM団子の日 ワールドフェスティバル 2025」(主催:EM88実行委員会・沖縄&Hawaii)が今年も8月8日に国内12都県24団体、海外からオンタイム参加のハワイ(2団体)が日本時間午前11時を合図で一斉にそれぞれの河川、湖、海へEM団子を投入しました。ベルギー、フランスなど12か国の活動はビデオレターで紹介されました。

ハワイ州オアフ島とハワイ島のボランティアの皆さん。ハワイではEM団子のことを「元気ボール」と呼んでいます(写真提供元:EM88実行委員会)

同委員会がこのほど発表した集計によると、オンタイムで投入されたEM団子は6万9440個で昨年の3万6450個を大きく上回り、これまでに行われていた7月「海の日」の一斉投入から8月に移行したことが広く認知されてきたことと、気候変動などで悪化する環境問題に関心を持ち行動を起こす人が増えてきているのか、参加団体からの感想でも「世界を変える意識が出来ました」など、意欲的な声が上がっていました。

EMの開発者でU-ネット理事長の比嘉照夫琉球大学名誉教授は「私たちがEM生活を実践することで、環境中にEMが投入され、自然環境が浄化され、生態系が復活し、生物多様性が豊かになることに繋がります」とメッセージを送り、激励しました。

 

沖縄・東京・愛知・三重・宮城・滋賀・山口の各県下から6万7千個投入
特出「コウナゴを復活させる会」12拠点で6万1100個

三重県下に拠点を持つ「コウナゴを復活させる会(山本きし代表)」は、昨年まで特定非営利活動法人 地球環境共生ネットワーク(U-ネット)理事の小川敦司さん(四日市市在住)先導で「伊勢湾浄化大作戦」に長年取り組んできました。昨年の投入拠点は5カ所でしたが、今年は12カ所に広がり、延べ676人の参加者が、EM団子6万1100個、EM活性液4021ℓを投入するという参加団体として群を抜く集結力です。

国内におけるEMグループの活動はリーダーの高齢化などで先細り気味ですが、小川理事は「このグループは後継者育成を視野に入れながら、順調に活動を積み上げてきています。絶滅危機にある伊勢湾のコウナゴを復活させることで、EMの素晴らしさを再発信したいという高い志があります。8月8日は世界と繋がる意義深い日です」と信頼を寄せます。

南伊勢町・方座浦では、漁師さんが船を出してEM団子3700個、EM活性液148ℓを海上から投入しました
松阪市・松名瀬海岸では、自治会の協力があって自治会長はじめ住民の方の参加で盛り上がりました
渡利牡蛎の養殖で有名な尾鷲市・白石湖では、子どもたちも参加して40人がEM団子3000個、EM活性液200ℓを投入。新聞2社と地元テレビで紹介されました
オンタイムで世界中のEM仲間へ向かって活動報告する山本きし「コウナゴを復活させる会」代表(右)と阿部洋子岩田川をきれいにする会」代表 (津市・岩田川観音橋)

「世界EM団子88実行委員会」が取りまとめたオンタイム参加団体、参加者数、EM団子投入数は以下の通り。



【ビデオレター13ヶ国】
UAE、ベルギー、フランス、コロンビア、コスタリカ、モンゴル、ロシア、モンテネグロ、クロアチア、ポーランド、ペルー、スイス、ミャンマー

(文責:鹿島)