新・夢に生きる | 比嘉照夫

第189回 沖縄(琉球列島)の結界空間が異次元的に高まってきた

1週間に渡って大暴れした台風6 号の被害が意外にも少なく、90 日を経過しました。島々のブーゲンビレアやアラマンダ等々は例年よりも花々しく、「本当に巨大な台風が来襲したの?噓でしょう」という状況を呈しています。

青空宮殿の結界外のバナナの葉が異常に力強く立っているのに気付き、その後、他のバナナやパパイヤ等々を調べてみました。どこのバナナもパパイヤも、ゾウムシの被害やウイルスの被害が全く認められず、すくすくと育っています。
<写真1>

青空宮殿の結界外のバナナの葉が異常に力強く立っているのに気付き、その後、他のバナナやパパイヤ等々を調べてみました。どこのバナナもパパイヤも、ゾウムシの被害やウイルスの被害が全く認められず、すくすくと育っています<写真1>。

これまでの経験では絶対にあり得ないことなので、改めて沖縄の結界空間の整流力をオーリングテストで細かくチェックしてみました。EM セラミックスを混和したEM プレートの力を1 として、高圧線を対象に繰り返し確認を続けました。

オーリングテスト:「人は弱い部分に触れると全身の筋力が低下する」という反射を利用した筋力テストで、指の力の入り具合によって身体の異常や問題を診断する方法。1964年にアメリカのジョージ・グッドハート医師が考案したアプライド・キネシオロジーが元となっている。

このプレートを水に浸し、数ヶ月もすると600 もあった水道水の酸化還元電位が200 以下になり、1 年後にはマイナス100 くらいになる還元力(抗酸化力)を持っています。この水でキュウリやトマトを栽培すると、病害虫が極端に少なくなり、特にウイルスの抑制が顕著に現れてきます。この成果から、EM セラミックスを使ったジャガイモやパパイヤのウイルス病対策が可能になり、実用化し始めました。

2014年の11 月にEM ホテルの旧コスタビスタとEM・X GOLD 製造工場の節電と整流のため、高圧トランスすべて(18 基以上)にEM のクレイ素子を装着したところ、逆流する電子によって沖縄(琉球列島)の結界空間が形成されてしまいました。その空間の整流力は、EM プレートの3 倍に達し、PM2.5 や排気ガスの浄化、降雨後は車がきれいになったり、ビルの汚れやサビが徐々に消えてしまいました。同時に、沖縄の空気感も一変し、沖縄ブームが過熱し始めました。すなわち、量子的な重ね効果(コヒーレント)が発現し、沖縄は見違える程にきれいになりました。

2018年コロナウイルス対策のため、結界を強化した結果、整流力は3.5 以上になり、パパイヤのウイルスをはじめ球根類や宿根類のウイルスも徐々に消失したことを確認しました。

ホテルの整流力の向上は常に続けていますので、2021 年には12.0 となり、植物ウイルスを見つけることは困難といえるレベルに達しています。今年の前半に最新のEMグラビトロンシールでホテルと工場の回路が超電導的になるように整流を行いました。この時点では空間の整流力はチェックしておらず、沖縄の生態系が何となく改善してきたという認識しかありませんでした。

既に述べたように、台風6 号通過後、様々なあり得ない現象が起こっていますが、<写真1>の状態を見て沖縄(琉球列島)の空間の整流力を念入りにチェックしました。EM セラミックスプレートを1 とした場合、何と100 になっていたのです。

台風3 ヶ月後、トマトのウイルスは全く認められず、たわわに実り始めています<写真2>。キュウリは、節成りの主枝は完了し、側枝にたわわに実っています<写真3>。ゴーヤーも同様で、今は孫づるに着果しています<写真4>。

これらは永久植栽マスに植えられており、この畑には青草発酵液肥から取り出した有機物をあちこちに敷いてあります。青草発酵液肥には、雑草だけでなく生ゴミも投入しており、おおよそ5~10日以上経過すれば、液肥、堆肥として活用できるようになります。
※永久植栽マスについては 第182回、青草発酵液については第181回を参照。

台風3 ヶ月後、トマトのウイルスは全く認められず、たわわに実り始めています<写真2>。
<写真2>
キュウリは、節成りの主枝は完了し、側枝にたわわに実っています<写真3>。
<写真3>
ゴーヤーも同様で、今は孫づるに着果しています<写真4>。
<写真4>

その成果を植物学的に証明するためには、沖縄で絶対不可能とされたジャガイモの自家採種にチャレンジしています。10 月初めに休眠の浅いアイマサリを植え付けました<写真5>。<写真6>は40 日後の状態です。このまま行けば、2 月に収穫、1 ヶ月冷蔵して3月中に定植、6 月中に収穫し、2 度イモを実現しようと考えています。

その成果を植物学的に証明するためには、沖縄で絶対不可能とされたジャガイモの自家採種にチャレンジしています。
<写真5>10 月初めに植え付けしたアイマサリ
<写真6>は40 日後の状態です。
<写真6>40 日後の状態

沖縄で起こっている様々な奇蹟は、EM の整流による量子力学的性質(コヒーレント)によるものですが、この影響は植物のみならず、すべての環境やその地域全体に蘇生的現象を積み重ねる効果があります。これからも更に幅広い応用を期待しています。

 


<PROFILE>
ひが・てるお / 1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年~平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年、春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章。