新・夢に生きる | 比嘉照夫

第186回 琉球列島のグラビトン結界を飲み込んだ超巨大台風6号

2023年8月1日から4日まで猛威を振るった巨大台風6号は、暴風域を保ったまま沖縄本島の西へ抜け停滞し、その後、引き返すように沖縄本島以北に2日間も吹き荒れ多大な被害が発生しました。
私の自宅がある宜野湾市も、2日半以上の停電が続き、観光客は甚大な災害に見舞われ、我が自慢の青空宮殿のバナナもペシャンコになってしまいました。8月10日を過ぎても、台風6号は西日本全域に多くの被害を出し続けました。

2013年に直径700Kmのグラビトン結界が出来て以来、沖縄を中心とした琉球列島はまさにパラダイス化して、台風の被害も極端に少なくなりました。同時に、太陽の紫外線のかなりの部分が遠赤外線的となり、降雨の水分子は御神水なみに小さくなりました。
その結果、建築物や看板等のあらゆる汚れや錆が消え、沖縄全体がきれいになりました。同時に、空気も非イオンして低分子状になったため、大気の塵も電気を失って浮遊しなくなり、空気もきれいになりました。かつては、雨が降ると車はひどく汚れていましたが、今では洗車したようにピカピカになり、観光地沖縄の根底を支えるようになりました。

このような環境の浄化の積み重ねの結果、病害虫も激減し、2018年から植物ウイルスの大半が消え、絶対に不可能と考えられていたパパイヤのウイルスも消失し、バナナを含め果物がたわわに実り、花々も島々を美しく飾るようになりました。
かつての沖縄の気象の荒々しさを知る者にとっては、この変化は奇蹟的な出来事で、沖縄電力が完全に停電しなければ永遠に続くものと秘かに思い、本連載にもこれらの成果を多数紹介させてもらいました。

ところが、今回の超巨大台風は、直径が1000Km以上の強風域を持ち、直径700Kmの琉球列島のグラビトン結界を飲み込んでしまいました。
図1は沖縄の整流結界の範囲イメージと2023年8月1日の台風6号を示した図です。一般的な台風は琉球列島のグラビトン結界で簡単に整流され、被害は殆ど発生しませんが今回の台風6号は暴風域に琉球列島が丸ごと入っていました。

図1 沖縄の整流範囲イメージと2023年8月1日11時の台風6号>
<気象庁「台風情報」(https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/32.25/143.438/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon )を加工して作成>

図2、図3は台風6号の沖縄タイムス掲載の天気図ですが、いずれも強風域は1000Kmを優に超えています。沖縄の気象史において初めての事象ですが、青空宮殿の大半が<写真1>のように壊滅的となってしまいました。 とは言え、<写真2>の台風前の結界強化のお陰で<写真3~5>のように部分的にはしっかりと守られています。まだ8月初旬なので12月までには復元できると考えています。

図2 2023年8月1日予報円(沖縄タイムス社提供)
図3 2023年8月4日予報円(沖縄タイムス社提供)
<写真1>壊滅的となった部分
<写真2>EMグラビトロン炭の二重結界
<写真3>折損したバナナの果実
<写真4>被害の軽かった部分(1週間後)
<写真5>被害の軽かった部分(1週間後)

追記:台風が治まった2023年8月7日、本島北部に行く機会がありました。以前は樹々の折損や倒木で見るも無惨というレベルでしたが、今回は痛ましい姿はほとんどなく、根元が腐った老齢木や電柱等が倒れたというのが現実です。その後の観察でも、台風対策を常識的に行ったハウスの被害は極端に少なく、建築物の被害も大きく報ぜられることはありませんでした。この現実は、琉球列島の結界は正常に機能し、衝撃波の発生を最小限に抑えた結果と言えます。 なお、局所的には甚大な被害を被った地域もあり、今回の台風で被災した方々にこの場を借りてお見舞いを申し上げます。


<PROFILE>
ひが・てるお / 1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年~平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年、春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章。