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肥料の自給率は0%
私たちがスーパーで買っているお米や野菜はほとんど化学肥料を使って作られています。
その化学肥料を製造するために多くの化石燃料が使われ、ほぼ100%輸入品です。日本の食料自給率は38%(カロリーベース)ですが肥料の自給率は0%に近いのです。
近年の不安定な国際情勢とエネルギーの高騰で化学肥料の値上がりは更に進むかもしれません。肥料は購入するのではなく、できたら自分で作りたいですよね。
肥料を作ろう!
肥料は購入するのではなく家庭内の身近な、しかも手軽に手に入る物で作りませんか。
その中で、最も身近に手に入る肥料の原料といえば私たちの排泄物です。昔は下肥といって畑作などの肥料として使われていました。しかし近年は水洗トイレの普及で活用することは出来ません。
もう一つは家庭から出る生ごみです。日本のごみ収集はどの国よりもきめ細かな分別なのに生ごみは「燃えるごみ」として焼却されてしまいます。しかも水分の多い生ごみを焼却するには多くのエネルギーを使います。生ごみは焼却しないで環境負荷の軽減にも役立つ資源(肥料)として活用しませんか。
家庭から出た生ごみを肥料にしよう!
生ごみを畑の肥料として使うには様々な方法がありますが、お勧めなのは密閉バケツを使った「EM生ごみ発酵肥料」です。生ごみのボカシ和えともいわれているように、米ぬかをEMで発酵させて作った「EMボカシ」と混ぜるので肥料成分が高い有機肥料になります。また化学肥料と違って生ごみは有機物なので土づくりにも役立ちます。
詳しいEM生ごみ発酵肥料やEMボカシの作り方はこちらをご覧ください。

失敗しないEM生ごみ発酵肥料の作り方とは
生ごみ処理を失敗してしまったという話をよく聞きます。最も多い失敗の原因は水分過多です。そもそも生ごみの70~80%は水分なので水分を取り除くことが重要です。我が家では野菜や柑橘の皮を冬はストーブの前、夏は天日干しをしてできる限り余分な水分を取り除いています。

また3万円前後と高額ですが、家庭用の生ごみ処理機(温風乾燥機)を使い乾燥させてから生ごみ処理をすると確実です。コンパクトなのでマンションなどにお住まいの方にお勧めです。
水分を取り除くことで、悪臭やコバエ、雑菌の繁殖も抑えることが出来ます。
生ごみを腐敗させずに発酵させて肥料にするためには一手間かけると失敗が少なくなります。
私の農園では冬に畑が凍るので、12月から3月までは生ゴミとEMボカシの入った4~6個の密閉バケツを家の中で保管して、春になってから畑に戻します。
家庭用生ごみ処理装置の助成金を活用しよう!
密閉バケツや生ごみ処理機は、自治体の助成金制度を活用すれば補助を受けることが出来ます。お住まいの自治体に確認してみてください。
密閉バケツはホームセンターまたはEM生活の通販から購入することができます。
生ごみ発酵肥料(発酵堆肥)を畑に戻すには
密閉バケツが一杯になったら、いよいよ畑に投入します。詳しくはPart1 第11回 EM柴田農園直伝 EM生ごみ堆肥づくり~ベストな比率は1対2~をご覧ください。
失敗しらずのより良い生ごみ処理のコツは『シーブン』すればいいのよ!
私たちがEM生ごみ発酵肥料の作り方を学んだのは、約20年前。EMの開発者、比嘉教授の奥さまである節子さんから教えていただきました。「生ごみは毎日出るので丁寧よりも手際よく処理をすること。そしてEMボカシは『シーブン』するのよ!」
『シーブン』とは沖縄の言葉で「おまけ」という意味です。EMボカシはケチらず多めに入れることがとっても大事とおっしゃっていました。今でも生ごみとEMボカシを混ぜた後に表面にちょっと『シーブン』しています。
私は食卓で醤油や塩をシーブンすると、奥さんに怒られますが。
実際の畑を見てみませんか?
柴田農園見学会のお知らせ
柴田農園では、今年も農園見学会を実施します。
EMを使った土づくりや、生ごみ発酵肥料・EMボカシの活用、 無農薬での野菜づくりに関心のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。
文章だけでは伝わりにくい畑の様子や、柴田農園での実践を実際に見られる貴重な機会です。








