連載

第1回のおさらい

◆EMおそうじの良いところ

• アレルギーや敏感肌の人も使用できる
• 多くの洗剤を使い分ける必要がなく、あらゆる場所に使える
• 消臭効果もある
• 環境に優しい

 

◆お掃除に使うおすすめのEM資材

• 家事にはEMW、家庭菜園やガーデニングにはEM･１を使用
• EM・1を培養してEM活性液を作ると大量に使える。
  （洗濯には色移りの心配がない「白いEM活性液」がおすすめ）
• EM活性液を作るのが難しい場合はEMWやBio.Roma（ビオロマ）が便利
• 強い油汚れにはEM配合の洗浄液「EMURAL＜エムラル＞」が効果的

 

◆EM的お家事（いえごと）、3つの基本

• 水500mlにEM液（EM･１、EM活性液、EMWのどれか）大さじ1を薄めた「EMうすめ液」をスプレーして、から拭きする
• EM液をいれた水で雑巾がけをする
• 漬け置き洗いをする（換気扇など）

 

EM薄め液をそのままにして、くさくなったものを使ってしまう人がいます。
残りの液は、植木にかけたり、トイレや流しに流したりして、その日のうちに使い切るようにしてください。

＜詳しくはこちら＞
高坂早苗さんのEM的お家事（いえごと）＜1＞ EMを活用した掃除の基本形

 

お洗濯に使う

EMは汚れの電気的性質を取り除き（非イオン化作用）、酸化物を中和して元に戻し、汚れが落ちるしくみを持っています。

日常的な洗濯は、EM液を入れたお風呂の残り湯と石けんと白いEM活性液（善玉菌のエサを使用して作ったEM活性液）で行います。

EM・1やEMWを使用しても効果は同じです。
余裕のある方はこれらの原液を使用してもかまいませんが、毎日たくさん使いたい方は白いEM活性液を作ることをおすすめします。

石けんは標準使用量より少なめ、洗濯物は洗濯機説明書にある容量の8割にとどめ、60Lの水に白いEM活性液を100ml 入れて洗います。
また、水30Lに対して白いEM活性液50mlを入れたものに一晩漬けておいてから洗うと黄ばみなどの汚れを効果的におとし、室内干しのにおいも防止します。すすぎは2回以上しましょう。

ふとん干しに使う

良く晴れた日を選んで、布団にEMうすめ液を全体がびっしょり濡れるほどスプレーして陽干しします。
頑固な汚れは固形石鹸をつけてこすり、たっぷりEMスプレーした後ふきとって陽干しします。

洗濯しにくいクッションやぬいぐるみなどもEMで

普段洗濯できないクッションや、子どもが大好きなぬいぐるみは、目に見えない手あかで汚れている場合があり、飾ってあるだけでもホコリがついてしまいます。
EMはこういったもののケアにも便利です。
まずは、ホコリを掃除機で吸い取り、ガムテープなどで細かなチリを取り除く。
そしてEMスプレーをしてから拭き取ります。
ぬいぐるみの場合は、EMスプレーしたあとにブラシをかけてから拭き取ります。
お天気の良い日なら、拭き取らずに天日干ししても良いですね。

以上が、洗濯と布団を干すときのEMの使い方です。
まだ免疫力の弱い赤ちゃんの衣類の洗濯や、香料が苦手な家族がいる方には特におすすめの使用方法です。

次回は、トイレとお風呂での使い方をご紹介します。

記事協力：関東EM普及協会
（「重曹・酢・EMでエコ家事ライフ」より、一部加筆）

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